絵画と相性の良い額縁をみつけると、清々しい気持ちになるのはどういったことなのでしょうか。
簡単な言葉で述べてしまえば、センスが良い額装職人が手掛けたものだということなのかもしれませんが、現代のようにあらゆる産業の機械化が進行していなかった時代に作られた名画のための額縁が、職人たちの手作業のものとに偉大な作品を一点ものとして制作していた影の努力を想わずにはいられなくなってしまいます。
額縁は、絵画作品の脇役として主役である絵画作品を魅力的に演出するサイド的な役割として認識されるには、惜し過ぎる傑作に出会ってしまうと、名額縁は、本来その絵画がもっている力以上の作品力を全面に打ち出しているのではないかとその仕事ぶりに感嘆してしまいます。
私自身は、額縁はその絵画作品の一部に等しいと考えてしまいますが、皆さんはどのように感じていらっしゃいますか。現代における機械よって大量生産された額縁にはない、一点モノのオーラが銘額縁には大いに感じ取ることができます。

いざという時に備えた飾り方

日本は、地震大国などとも呼ばれ歴史を振り返る中で、数多くの震災を振り返ることができるのではないでしょうか。
時代の中で繰り返し襲ってくる大地震は、大自然の猛威として、私たちには全くと言っていいほど為す術がないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そのような自然界を前に何よりも大切なことは、自然災害に対する考えられる範囲での被害を最小限にとどめるといったような対策があるはずです。
もちろん私たち人間の備えなどは、自然界の大いなる力には及びもしない所であるかもしれませんが、これまでに大切な人々を亡くされた方々や直接的に被害に遭遇された方々などの体験談やアドバイスなどに耳を傾けることから、改めて「防災」といったような意識を学ぶことができるのではないでしょうか。
私たちは歴史を塗り替える中で、過去の大災害に学ぶことができ、大切な人々の命を守る術を身につける学びとして世代に引き継ぐ「防災」を考えなくてはならないのではないかと考えております。
家族を守るための住居スペースや住まいの環境を考える中でも、「落下」「転倒」などといったようなインテリアの配置、それぞれのインテリアの素材選びについても、最近では防災という観点から、様々なインテリアコーディネートも提案されているようです。窓をデザインする防火カーテン、壁をデザインする額縁なども「防災」といったような観点から、落下してもガラスの破片などが飛散しない素材選びにも注目が世させれているようです。
さらには防災グッズ、非常食などの備蓄品を蓄えておくための納屋を設置したり、最近ではシェルターといったようなものを用意される方もいらっしゃるようです。テレワークなどで、お家のお部屋の間取りなどのリフォームがにわかにも注目もされておりますが、防災を踏まえたお家づくりなどもにも注目が集まりそうですね。